【だから年上が好き!】30代なら押さえておきたいテーブルマナー
今日は30代になってこれは押さえておきたいテーブルマナーについて書きます。
どうもイトカクです。
中学2年生くらいまで鼻くそ食べてました。
テーブルマナーを侮るなかれ
マナーにも色々あります。
交通マナー、ビジネスマナー、冠婚葬祭マナーなど。
そもそもこのマナーってなんでしょう。
僕なりの解釈としては
相手を不快にさせないためのルール
がしっくりきます。
すべてのマナーには相手が存在していて、この自分以外の人を嫌な気持ちにさせないようにルールを定めています。
このマナーですが、バカにできません。
赤ちゃんはどんな食べ方をしても不快にはなりません。
ただ、成人の、しかも30代以上の大人がマナー違反をしていると相手にしてくれないどころか、取り返しのつかない事態を招くことも。
商談相手との食事買い、異性とのデートなどなど。
30代には決めなければいけない場面は数多くありますよね?
和食編
お刺身
懐石や居酒屋でもよく出てくるお刺身。
法事では刺すという言葉はいけませんのでお造りと言いますが、
これに必ず添えてあるわさび。
皆さんはどのように使っていますか?
まさか醤油に浸けて溶いていたりしませんよね??
これは30代になったらやめたほうがいいです。
本来は刺身に直接付けて召し上がります。
なぜか。
醤油も料理の1つだからなんですね。
料理人は相手に出す料理の素材からこだわっています。
醤油もまたしかり。
その料理を食べる前から手を加えて味を変えることは調理人に失礼です。料理人が醤油として出したものをわさび味の醤油に変えてしまっています。
また、わさびを刺身に付けることで、その刺身やわさび、醤油の味がそれぞれに伝わってより楽しむことができます。
気心知れた友人同士であればいいのですが、30代からは是非このような召し上がり方を意識するといいと思います。
大事な場面でわさびを解いていると、見る人が見ると非常に足元を見られます。
あ、ちなみにお蕎麦の正しい食べ方もお刺身同様、麺にわさびをつけます。
お吸い物
フレンチでいうスープですね。
食事の〆でご飯ものと出てくる味噌汁とは違います。
だいたい前菜の後に出てきます。
このお吸い物。椀ものとも言いますが、料理人が特に気を遣う料理です。
どれくらい力の入れようかというと、器を見ればわかります。
お吸い物はほとんど蓋をされて出されます。
そしてよくこの蓋を見てみると細かな水滴がついています。
これはお客に出す直前に霧吹きで器全体に吹き掛けているためです。こうすることで、この器は誰も開けていませんよ、誰も触れていませんよというメッセージなのです。
霧吹きをされた器に触れると跡が残りますよね?
それくらい、ある意味神聖な扱いなのです。
このお吸い物は料理人の腕の見せどころで、ダシをそのまま飲みますのでその店の味がダイレクトにわかります。
逆にこのダシがいまいちだと、その後そのダシを中心に作られた料理もいまいちです。
ごまかしの効かない、それでいて料理としてオリジナリティを出しつつ、当然美味しくなくてはならない。
それは力が入ります。
今回のテーブルマナーとはズレますが、このお吸い物美味しいですねと料理人に伝えるときっと特に喜んでもらえると思います。
また、嫌みなくこのウンチクを食事相手に語れば、少しはおぉーとなるかもしれませんね。
箸の使い方
これも非常にその人のグレードが出るポイントです。
皆さん、食事のあとのお箸の先端を見てください。
先端からなんセンチくらい汚れていますか?
理想は2~3センチ。
おそらく5センチくらいじゃないですか?
格式高い懐石料理などはお箸の先端3センチくらいで食べられるように作られています。
慣れないうちは大変ですが、これを意識するだけで見た目が随分変わります。
不思議と姿勢もよくなり、がっついて食べれなくなります。
とはいえ、男性が2センチで食べると少し気持ち悪いというか、食欲ないのかな?と思ってしまうので、やり過ぎかもしれませんが、できれだけ先端を使うよう気にかけるだけでも印象がよくなると思います。
このようにテーブルマナー1つで印象が随分と違ってきますし、30代にもなれば出来て当たり前なところもありますので、是非覚えておいてくださいね。
今度はフレンチのテーブルマナーを書きますね。
現場からは以上です。