sasurai30

さすらってる場合じゃない30代による30代のためのブログ

【物申す】おっぱい募金について冷静に考えてみる。

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今日は一時巷を賑わせていた「おっぱい募金」について冷静に考えてみます。

どうもイトカクです。
最近霜降り肉もきついです。

 

おっぱい募金とは?

「おっぱい募金」はもともと、スカパーが毎年行っている「24時間テレビ エロは地球を救う」の中の1企画。エイズ撲滅に賛同し募金をすると女性の胸がもめるというチャリティイベントで、今年は12月の5日・6日に都内で実施されました。スカパーの発表によると、今年は2日間でのべ7175人が参加し、600万円を超える募金が集まったそうです。

 

これには相当賛否両論ありまして。


反対意見では、
募金は本来、支援先に共感してお金を出してもらうものであり、こうした偽善的・性差別的なイベントでエイズ撲滅をうたうのは、エイズ対策のために真剣に戦っている人たちに対して失礼ということらしいです。

確かにエイズ撲滅や当事者だったら嫌な感じはしますね。

例えば、僕の娘が難病でその支援金をおっぱい募金で集められたら…

 

ん?


僕は別にいいですけど?

これは価値観というか募金のストーリーを重視するがために嫌悪感をもってしまうんでしょうね。

世の中にはチャリティーの名の付く募金イベントはいくらでもあります。
24時時間テレビやチャリティーコンサートなど。
これは演者の売名行為だとか、主催者の集客行為だなんて意見もあって、僕もその通りだと思いますが、それの何がいけないのか。

そもそも、募金とはお金を払う人が困っている人へお金の支援をするということだと思いますが、これが話をややこしくしていると思うんですよね。

チャリティーを開催している人がイベントの収益を募金しているわけで、
お客はイベントの対価としてお金を支払っている。
募金者はイベント主催者だということをもっと明確にすればいいんですよ。

つまり、この類のイベントは何もチャリティーだから観に来ているというより、
アーティストが観たいから来ているはずです。
アーティストを観たいけどチャリティーじゃないから行かないなんてことはないですよね?

なので、普通にイベントを開催して、その収益を主催者がどうしようが自由。
今回は収益を使って募金しました!でいいと思うんです。

それでいうと今回のおっぱい募金も同様。


スカパーがおっぱい触れるイベントを開催しました。
その収益を募金しますということでいうと問題ないはず。

それでも「そんないかがわしいお金で…」なんて意見があるなら、

 

それは職業差別です。


日本では風俗は合法です。
人はそれぞれいろんな職業に就いていて、立派な仕事として国が認めています。
※世間体などは別にして

人それぞれがそれぞれの仕事で得たお金を、募金しているのですから、
スカパー(女優)が得たお金をスカパーが募金したということの何が問題なのか?ということになります。

あと、そもそも今回反対運動なるものをしている方々はエイズ撲滅やエイズの当事者なんですかね??
こういう騒動で毎回思いますが、大概第3者が多いんですよね。

エイズ撲滅運動団体や当事者が「これは失礼だ」と反発するのは
まだ理解できますが、その場合でももらわなければいいだけの話で。

まとめ

 

募金者は客じゃなくて主催者だと明言すれば解決。


「おっぱい募金」というイベント名にせず、
「おっぱいが触れる祭り」などの普通のイベントにする。
そして主催者が後日「当社の収益の一部を寄付いたしました」というリリースを出す。

これで誰も文句は言わないでしょう!

チャリティーイベントなんて客を募金者みたいに勘違いさせるから揉めるんです。

「当社の収益の一部を寄付いたしました」でも反発されたら、それこそ逆に企業側が「うちの会社を冒涜している」と反発できます。

募金してもいい企業(職種)と駄目な企業があるなんて、それこそ差別ですね。

ま、今回のおっぱい募金はチャリティーイベントにすることで話題性があり、売名に繋がったと思いますので、普通のイベントにしたらそこまで盛り上がらなかったとは思います。

 

そもそも売名行為自体はまったく悪い事ではないと思いますし。

ま、個人的にはこういったイベントは賛成ですので、今後もビビらずどんどん増えていってほしいと思います。

現場からは以上です。