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新婦友人が手紙を読みながら泣くのは一体何の感情なのか

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どうもイトカク (@sasurai_30) です。

いまだにカルピス原液の適量が分かりません。

披露宴で鉄板の新婦友人からの手紙。
この時、友人が手紙を読みながら涙する感情について考えてみます。

 最近披露宴自体を挙げないカップルが多いようですが、

日本の結婚式は本当に不思議がいっぱいです。

たとえば、死んだ時はほぼ仏教なのに結婚式はキリスト教だったり。
だってみなさんキリスト教じゃありませんよね!?賛美歌、普段歌ってませんよね?

それに、新郎新婦はドレス、父親もタキシード。なのにお母さんだけ着物。
これってなんでしょう・・。

 

披露宴最後の謝辞のご挨拶で、新郎新婦と両親が並びます。
これ、どこに並ぶかといいますと、金屏風の前です。
ドレスと着物を着た人たちが金屏風の前に並んでいるのは、冷静に考えてみると無茶苦茶です。

もっと言うと、たまに着物を召した女性の方がいて、本当にきれいで日本の女性は素晴らしいなと思うのですが、その着物姿でフランス料理を召しあがるのは、おそらく披露宴だけではないでしょうか。いや、だからなんだというつもりはないんです。
でも和室の畳の上でロングドレス着てフランス料理食べないですよね?


いや、大丈夫です、大丈夫です。何でもないです。


新婦友人の手紙の涙

これ、必ずといっていいほどありますよね。
学生時代の新婦友人からの手紙。

当時の思い出やエピソードを話し、いつまでも友達だよっていうくだりあたりで涙する。
新婦はもちろん、他の出席者からも涙をすする音が聞こえてきます。

この日本人が大好きなシーンですが、ある日テレビ番組のバラエティーで外国人が「あれ、何で泣いてるの?」と言っているのを見て、確かに何で泣いてるんだろうと思い考えてみました。


悲しいの?

人は悲しい時、泣きます。

ペットが死んだ時。
彼女に振られた時。
誰かにいじめられた時。

うん、泣く泣く。

では新婦友人は悲しいのか。
「高校生の頃、私が落ち込んでいる時いつもそばにいてくれたのは新婦でした」(涙ポロリ)

いや、これは悲しい感情ではないですね。
むしろ嬉しかったに近い。

っていうか、このエピソードは新婦が結婚することと関係ないし
この場で披露する親和性が薄い。


やっぱりうれし泣き?

やっぱり、嬉しいのか

親友が結婚して幸せになることは嬉しい、はず。
その気持ちの表れがこの涙なのか。

人は嬉しい時も泣きます。

最愛の息子が初めて手紙を書いてくれた時。
思いがけないサプライズプレゼント
妻の出産に立ち会った時。

うん、泣く泣く。

でも、この時って当然嬉しい感情なので笑いながら泣いていたり
シクシクという感じではないです。

でいうと、新婦友人はどちらかというとシクシク系。

まるで新婦の葬式かのような泣き方です。
そういえば、葬式でコメントしながら泣いているシーンと披露宴のシーンは同じトーンです。

これ、日本語が分からない外国人に音声だけ聞いてもらったら、恐らくどちらも悲しんでいるように聞こえるでしょうね。

ますます分からなくなってきました。


感動しているの?

人は感動する時にも泣きます。

これは嬉しいにも似ていますね。
応援しているチームが勝ったとき。
生き別れた兄弟に会った時。
仕事が認められたとき。

うん、泣く泣く。

では新婦友人は友人のドレス姿に感動している…

いや、今!?
今感動しますか、あなた!

バージンロードやケーキカットなど、もっと感動するシーンあったでしょ!

いよいよ迷宮入りですね。

 

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結論

緊張して逃げ出したいという恐怖からくる涙と
女性としてのブランディングと結論付けました。

人はあまりにも恐怖を感じると泣きます。

普段、100名近くの人前で何かをコメントするなんていうことは恐らくほとんどの人がないでしょう。
それが1ヶ月も前から依頼され、当日は司会からたいそうな紹介をされ、政治家でもあるまいしそれは緊張して当然です。

そしてその緊張は、逃げ出したい衝動と逃げられない現実とで恐怖の感情へシンクロし泣きたくなる。

これは腹落ちします。

また、涙は女の武器と言います。

日本の女性は無意識にここを理解していて、大勢の前でセルフプロデュースしているのでしょう。

泣いている女性は男性からするとなんともかよわく見え、守ってやりたい衝動に駆られます。

つまり、手紙を読みながら涙する女性は
恐怖を感じ泣いてしまいそうな状況を女の武器に変化させ
さらには周りの感動を引き出して演出を無意識にプロデュースしているのです。

勘違いしないでください。
これは批判ではありません。
むしろ称えています。

実際僕は泣いている女性が大好きです。

現場からは以上です。