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舞妓世界の闇を見た!酒席での治外法権は実在していた!

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どうもイトカクです。
今日は日本を代表する文化「舞妓の闇」について書きます。

 みなさん、舞妓はお好きですか?

好きも何も普段の生活でほとんどの方が接点ないですよね?

白塗りの独特な化粧に、ど派手な着物。
ぽっくり下駄と呼ばれる鈴の付いた履物。

芸妓の見習いである舞妓は15歳から20歳くらいまでとされ、
置屋の女将(舞妓の元締め的な存在)が「芸妓になってよし」と許可がおりて
初めて芸妓としてデビューすることができます。

流れとしては、
仕込み⇒見習い⇒舞妓⇒芸妓
という具合で出世していきます。

僕は以前、勤め先の仕事で京都の番組制作に携わっていたことがあり、
舞妓さんや置屋の女将さんと毎日のようにお会いして、その世界について
色々なお話を聞かせていただいていました。

普段のプライベートの生活や、好きな芸能人、
置屋のシステムやお小遣いなどなど。
一般の人は滅多に知ることがないようなお話ばかりでした。

中でも普段のお勤めである宴席での仕事内容は未知の世界で、
お座敷の遊び(ゲーム)や料金相場などを聞いていると
ある疑問が…。


「え?そもそも君たち未成年だよね!?」

舞妓は15〜20才くらいの未成年者。

未成年に夜働かせて、さらにお酌までさせるのって大丈夫!?

労働基準法第 61 条により午後 10 時から翌日午前5時までの時間帯は働くことはできませんし、お酌なんて風営法で罰せられます。

よくよく考えてみれば、この芸妓の世界はグレー過ぎます。

近年舞妓を扱う映画などの影響もあり、舞妓へ憧れる少女は多く、毎年たくさんの舞妓志望がくるそうです。

ただ、言い方を変えれば


元締め(女将)が未成年の少女を囲い、男が喜ぶ衣装を着せ、
注文が入ると酒場へ派遣して芸を披露。またその酒席にてお酌をさせ高額な料金を得て私腹を肥やしている。

一見さん(いちげんさん)お断りで、基本的には紹介制なので、
今で言う高級会員制クラブより敷居が高い。

しかもお客は政治家など富豪の権力者がほとんど。
この人たちが自分たちの夜遊びを確保するため、治外法権化しているとしたら…。

一応、表向きの建前としては
お座敷も舞妓にとっては芸を披露する「ステージ」であり、
お酌はしないとしているが実際はそうでもないと。


ネットで検索するとこんな回答もありました。

「現在の義務教育は中学まで(教育基本法4条1項)であり、中学を卒業して就職する未成年者も少なからず存在します。
この場合、就職した未成年者が仕事をする上で、いちいち父母(法定代理人)の同意を必要としたり、また前記同意がないからといって仕事に関する法律行為が取り消されると、この就職した未成年者と法律行為をする相手方が不測の被害を被ります。
そこで、「一種又は数種の営業を許された未成年者は、その営業に関しては、成年者と同一の行為能力を有する」ものと規定され、未成年者が就職した仕事をすることができるようにしています。
すなわち、父母の同意(民法823条1項)を得て就職した未成年者は、その仕事に関する限りで成年として扱われ(民法6条1項)、その仕事ができるわけです。」

 


なるほど、でもこれは間違いなく法の抜け道ですね。

悪い親が自分の子供をキャバクラで働かせることだって出来てしまいませんか?

僕は法律のことは詳しくないのであれですが、これはやはりあれですよ。

なんだかあまりこの辺をほじくりかえすと闇の組織に消されるかもしれないので
今日はこのくらいに。

 

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現場からは以上です。