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【帰省とか東京-大阪を激安に移動する方法最新!】今どきの高速バス事情編(2016/12更新)

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どうもイトカク(@sasurai_30)です。

今日は東京―大阪間を激安にする方法を実際の体験記からご紹介します。

 僕は20年前、大阪から上京する際、高速バスを使いましたが金額や快適さなんかは一切覚えてません。

そして、近年の高速バス事故の影響から敬遠されていそうですが、この業界はまだまだ活況のようです。

 

なんといっても価格

みなさん、今平日の東京-大阪間の高速バス最安値相場っていくらぐらいだと思いますか?

ずばり最安値1500円です!!

これ、新幹線の約1/10ですよ。
※新幹線のぞみ自由席2016年11月現在:13,620円

まるでダンボール荷物を送るくらいの価格。
往復でも3000円!

これはもうヤケクソですね…。

大型バスに大体45人程度ですから、一人1500×45人で67,500円。
経費がガソリン代、高速料金、ドライバー二人が義務付けですから…

僕は大阪出身で年に2回ほど車で帰省しますが、その時の料金は…

ガソリン代5000円
高速料金1万円

でざっくり計1万5千円です。


もちろん、高速料金は普通車より大型バスのほうが高額です。

また、人件費も二人分です。
拘束時間も長いですし、深夜になると割増ということでここも大きいでしょうし、
さらに、発着場の運営やバスの維持費などなど。

これらを加味するととても片道1,500円では赤字です。

ただ、これは路線バス的な性質もあり、搭乗者が少ないから今日は発車しませんなんてことはできません。
繁忙期に高額(それでも新幹線よりは安い)で販売し、年間でまずまず儲けが出る感じなのでしょうねぇ。

あとは人件費の削減などでドライバーの担い手が益々減ってくるような対策しか残っていない。


昔のイメージとは大違い

僕が20年前に利用したころは2列シート×2のレイアウトで席同士の距離も近く、リクライニングも半端で超不快でした。


そしてもうひとつ大きな違いはスマホの存在です。

これは実に大きいです。

一晩かけて移動するわけで、途中の休憩以外は基本着座したまま。
本を読むのもはばかれるし、なかなか寝付けもしない。

そんなときにスマホは大活躍です。
ゲームやSNS、動画などを楽しむことができます。

飽きたら寝て、起きたらもう到着です。


今の座席レイアウト


今の座席は実にバラエティーに富んでます。

 

  • 基本の2列×2
  • 1列独立の全3列
  • 1列×2列の多様シート


などなど、狭いながらもかなり快適に過ごせます。
僕は、少し高くても3列独立シートを利用してます。

やっぱりすぐ横に知らない人がいると落ち着かないです。


価格は当然2列×2より割高ですが、安い平日なら3000円弱であります。


前後の距離はやはり近いですが、夜行に走るバスでみんなリクライニングを倒す前提なので、あまり窮屈という感じではないです。

各社、薄利多売にもかかわらず色々な差別化を図っていて、アメニティグッズで差をつけるバス会社もあります。


簡易スリッパやひざ掛け、ジュース提供など。

また付加価値での差別化も。

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発着所のシャワー室や前座席に電源。
さらに座席を個別にカーテンで仕切れるなど。
バス内トイレ設置は当たり前で、女性専用バスなんかもあります。


予約方法


高速バス予約などで検索すると

■高速バスネット
https://www.kousokubus.net/

■夜行バス比較なび
http://www.bushikaku.net/

など比較サイトが並んでいます。
僕のおすすめは「夜行バス比較なび」

ここが一番使いやすいです。
カレンダーで最安値が表示されて、条件検索もできます。

ちなみにこの類のサイトもアフィリエイトですから、バス会社はこのサイト経由の申し込みは手数料を支払っています。


これだけ低価格帯でさらに手数料払って、益々儲けないですよね…


座席指定

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バス会社によっては座席指定できます。


バス事故が多発していたころ、都市伝説的に運転席の後ろが安全とか入り口近くの最前列は危ないとか言われてましたが、僕は無視。

ねらい目は

一番前か一番後ろ。

理由は簡単で、人がいないから。

座席スペースが広くなったとはいえ、やはり狭いし、人がいるのといないのとでは全然違います。(僕は)

1つ気をつけたいのは、一番前の席はトランクや運転席などの形状から少し狭い場合があります。


また、何度かある休憩時には人が出入りするので神経質な方は気になるかも。

あと、トイレの前後も同じ理由で要検討です。

僕は
一番後ろ⇒一番前⇒トイレの前の希望順で指定するようにします。


トイレ前は後ろがトイレになり、気兼ねなくシート倒せます。


プライベートカーテン


最近のバスには1つ1つの座席ごとに仕切れるカーテンがある場合があります。


これは女性には嬉しいし、夜中もスマホ画面見たり読書したりしたい人はいいかもしれません。


ただ、完全密室というよりは簡易的なものが多いような気がします。

また、3列の中央列の席はほとんど付いていないと思います。
なので、窓側席のお客がカーテンを閉めないと事実上仕切りの無い状態となりますね。
ご注意ください。

移動といえばこんな記事もどうぞ

www.sasurai30.com


リスク


当然、事故のリスクはあります。
これは飛行機だって何だってあります。

一時、事故のニュースで話題になり、法改正へと繋がりました。
その注目度が高いからこそ、またバス会社も1つの事故が会社存続に関わりますから、今まで以上に安心安全に取り組んでいます。

僕自身、まだ十数回ほど利用したくらいですが1度も危ないと感じたことはないです。
(寝てたから気づいてないだけかもですが)

運転する人も事故をしたい人はまずいませんし、自分も気をつけようがないのでこれは仕方ないですね。


僕も経済的理由があれば新幹線を使いますが、30代は色々大変なんです。


みなさん、交通費を節約したい方は是非高速バスを検討してみてください。
一昔前のバスイメージとは全然違っていて、結構使える選択だと思いますよ。

 

(追記)4列シートの活用編

前記のとおり、一番リーズナブルな4列シート。

最安で1500円くらいです。

 

これ、二人分買っても3,000円です。

 

ってことは、3列シート1席よりも安い!!

 

4列シートの2席で悠々自適に長旅を楽しめます。

 

平日などが狙い目です。

週末だと、4列シート×2席よりも3列シートの方が安いことが多いので。

さすがにバス会社も考えてますよね。

 

2016/12 追記

とうとうこんな高速バスも登場しました!

カーテンではなく、壁で完全に個室になった高速バスw

これ、大阪-東京の片道2万円らしいです…

んー、新幹線が13,000円ほどですからねぇ。

どういう人がどういう用途で乗るんだろう。

news.ameba.jp

 

 

現場からは以上です。